絵描きガイド

【イラストレーター・絵師になる方法】歴10年のプロが5Stepで解説します!

こんにちは。おがわ(@yukioga_i)です。

2009年からフリーランスのイラストレーターとして活動しています。

イラストレーターの敷居は意外と低いです。

極端な話、1点でもイラストを描いて、対価としてイラスト料をもらえたら、イラストレーターになることができます。

ですが、イラストレーターとして食べていくとなるとそれなりに大変…。

コンスタントに依頼が来るわけではないからです。また、プロイラストレーターの半数が年収100万円以下で、一般的にはあまり多く稼げない業界です。

とはいえ、好きなことを仕事にでき、自分の描いたイラストで人に喜んでもらえるやりがいのある仕事です。

商業イラストは締め切りの厳しいものが多いですが、スケジュールに余裕のある依頼を受け、副業としてイラストを描くのもありですね。

この記事では、フリーランスのイラストレーターとして依頼を受け、イラストを制作する方法を5ステップで解説していきます。

Step1 まずはデジタルイラストを描く環境をそろえよう

イラストを依頼主に送るときには基本的にデータで送っています。

途中までアナログで描いたとしても、最終的にはデータでの入稿を求められたりします。

特に商業イラストなら100%と言っていいくらい、データでのやりとりになります。

そして、修正依頼を受けた時にも、デジタルなら即対応することができます。

多くのプロイラストレーターはPhotoshop やIllustrator、Clip Studio Paint(クリスタ)というソフトを使ってイラストを描いています。

アナログで描いておられるイラストレーターさんもおられます。

アナログで描くのが得意!ということであれば、それを極めるのも良いと思います。

最近ではiPad等のお絵描きできるタブレットで仕事のイラストを制作されている方もいますが、外で長時間描くといった特別な理由がなければ、個人的にデスクトップパソコンをおすすめします。
(PCの方がやれることが多いし、スペックも良いです。)

デジタルイラスト制作で主に必要なもの
  1. イラストソフト
  2. デスクトップパソコン+液晶モニター
  3. ペンタブレット
  4. マウスとキーボード
  5. プリンター+スキャナー

イラストソフト(Adobe Illustrator・Photoshop・Clip Studio Paintなど)は重いので、パソコンの性能はなるべく良いものを選ぶことが重要です。

各PCメーカーが打ち出している「クリエイター向けパソコン」から選ぶとまず間違いないです。

サイコム
ドスパラなど

どちらのメーカーのPCも購入したことがありますが、問題なく使えています。

ペンタブはWacomの液晶ペンタブレットがおすすめ!愛用中です。

イラスト制作にとって液晶モニターは重要

イラスト制作で長時間画面を見続けることになるので、液晶モニターは目に優しい明るさに調節できるもの、ノングレアがおすすめです。

※「ノングレア」とは液晶ディスプレイの画面の仕様で、光が反射しないようになっています。

印刷したら、モニターで見ていた色と違う!思ってたのと違う!というショックは計り知れないので、色再現性が高い広色域の液晶モニターを選んでください。

AppleのMacがクリエイターに人気なのは、色再現性が高いのも理由の一つです。スタイリッシュでカッコいいですし。…かくいう私は昔から、コスパ重視でWindowsです。

液晶モニターはわりと長持ちするので、妥協しない方が良いです。

Step2 デジタルイラストを描く練習をしよう

たくさん描いて練習するとともに自分が仕事で描きたいと思う絵柄を確立させてください。

一つに絞ってもいいですが、選べなくて何種類か絵柄があっても、それはそれでいいと思います。(仕事の幅が広がるので)

絵柄を絞るときに考えると良いこと
  1. どの媒体(広告・書籍・WEBなど)で描きたいか決めたら、実際にその媒体で使用されているイラストを見て研究する。
  2. どの年齢層・性別に向けて描きたいかも考え、その層がどんなイラストを好んでいそうか考える。

とはいえ、需要を優先して自分が全く描きたくない絵柄を描く必要もありません。そこは折り合いをつけてベストなものを見つけてください。

Step3 自分のWebサイトやポートフォリオを作って営業しよう

ポートフォリオ見本

絵柄を絞ってオリジナルのイラストが描けたら、そのイラストを印刷して、20ページ程度のポートフォリオとしてまとめます。

イラストを見てほしい企業に営業電話をし、ポートフォリオを見てもいいと言ってもらえたら後日履歴書と共に郵送します。

作家名でWebサイト・SNSを始めよう!

現在見ていただいているこのWebサイトのように、自分のイラストを公開できるサイト(ブログ)をぜひ作ってください。

そこで依頼を募集し、お問合せは必ず設置します。料金表は作ってもいいですが、作らなくても問題ないです。

私自身、依頼の大半をこのブログを通して頂いています。

サイト制作には知識がいるので、最初は戸惑ってしまう方もいると思います。その場合、ひとまずtwitterやインスタグラム等のSNSから始めるのをおすすめします。

SNSのプロフィールに明記すること
  • イラストレーターとして仕事を募集している旨
  • 作家名

まだ決まっていなければ、作家名を考えて下さいね。

Step4 イラスト制作依頼をもらった後のやり取りは?

まず、もし社会人として基本的なビジネスメールや電話対応の知識がなければできるだけ身に着けて下さい。敬語は必須です。

直接会うということは少ないですが、依頼主様とはメールや電話で必ずやり取りすることになります。

オーダーイラストの制作の流れ

  1.  ご依頼主にイラストのサイズや詳細を聞きます。
  2. 料金の見積もりを出して、承諾をもらえれば制作開始です。
  3.  ご依頼主の希望を反映しながらイラストラフを制作します。
    自身はラフは手描きで描いています。
  4.  ラフを確認していただき、OKをもらえればあとは仕上げるのみ!
    (タッチ・色合い…不安な部分があれば途中確認することも)
  5. データを納品します。

修正依頼が来たら、可能な限り応じて下さい。大変ですが…

企業の場合、振込は後払いが多いです。

Step5 請求書作成や確定申告などの事務作業を忘れずに

請求書はいらないと言われることもあります。個人の方であれば基本的に不要です。

イラストを納品後、請求書を送ってくださいと言われたら作成します。

ネットで調べると見本がたくさんあります。それを参考に、ワードやエクセルで作って印刷して郵送すれば完了です。

毎年、2月~3月には確定申告がありますので、慌てないように準備してください。

副業の場合は年間所得20万円以下なら申告は不要です。ただ、申告することで払いすぎていた税金が還付される場合もあります!

記帳のいらない簡単な白色申告でも良いのですが、節税効果もあるので青色申告がおすすめです。

事務作業や計算が苦手な方でも、帳簿を付けられるソフトがあるので慣れてしまえばなんとかなります!

私はやよいの青色申告を使っています。老舗のシェアNo1で安心です。

白色申告のフリープランならずっと無料、青色申告のセルフプランは1年無料でお試しできるので気軽に始められます。

>> やよいの白色申告オンライン

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【おまけ】色々なイラスト収益化の方法がある

LINEスタンプ、グッズ、ストックイラスト、スキルマーケットなど、営業なしでも収益化する方法があります。お小遣い稼ぎにも◎

販売手数料は取られますが、どれも無料で登録&販売できるので、ためしにチャレンジしてみてください。

LINEスタンプ販売

LINEクリエイターズマーケットというサイトにユーザー登録すると、LINEスタンプ・絵文字・きせかえを販売できます。

制作ガイドラインをよく読んで制作してください。

私も販売しています!→拙者のスタンプ一覧

グッズ販売

SUZURIでは、スマホケース・マグカップ・Tシャツ・トレーナー・バッグなど、さまざまなグッズを在庫をかかえずに1点から販売することができます。

最低販売価格がグッズごとに決まっているので、取り分を上乗せして販売します。

ストックイラスト

  • Adobe Stock
  • PIXTA
  • Shutterstock
  • イラストAC

この辺が人気なようです。素材用のフリーイラストを描いて登録し、ダウンロードされた点数に応じて、収入が得られます。

1点DLで数十円~の世界で、たくさん枚数をこなせる方におすすめです。まずは目指せ1000枚!とのうわさ。

スキルマーケット

ココナラ

一番有名なスキルマーケットなので、受注数を重視するならこちら。

販売手数料:10〜25%+税率

SUKIMA

イラストやデザインがメインのスキルマーケット。

販売手数料:20%×消費税率(20%×1.1)
※1,000~20,000円までの手数料

Booth

グッズ販売やイラストDL販売ができます。委託倉庫から代理で発送してくれるサービスも。

もちろん似顔絵やアイコンなどのスキル販売も可能。

販売手数料 : 5.6%+22円

(手数料は2020/11/20現在のもの)

ABOUT ME
おがわゆきこ
2009年からフリーで活動しているイラストレーター。 LINEスタンプやコミックエッセイなど個人で創作活動もしています。