絵描きガイド

フリーランスのイラストレーターなり方と実際になって感じたこと

こんにちは。おがわゆきこです。

2020年現在フリーランスのイラストレーターとして活動を始めて11年目になりました。

この記事では主に、私がどういった方法でイラストレーターになったかをお話しします。

半分自分の職歴のようになってしまっていますが、よろしければお付き合いください。

フリーのイラストレーターを選んだ理由とその経歴

高校生の時から何度も雑誌に漫画を投稿し、やっとのことでデビュー一歩手前まで来ていた為、大学4年の時「少女漫画家になりたい!」という想いがとても強く、それ以外は考えられなくて就職活動をまったくしませんでした。

今振り返れば、なんてもったいないことをしたんだろうと思っています…。当時の自分に苦笑いです。

バイトをしながら少女漫画家を目指しますが、なかなか思うようにはいきませんでした。担当さんも付いていましたが、ずっとラフ状態のお話を描いて送ってはボツになるという繰り返し。とても精神的に辛い日々を送りました。

路頭に迷った後、デザイナーになろうと決意します。

グラフィックデザインスクールに通った後、ポートフォリオを制作し、デザイン会社のバイト面接を何社か受けました。

その際、ポートフォリオに使用していた自分の描いたイラストを気に入ってもらえ、デザインの面接には受からなかったけれど、単発でのイラストの仕事を頂くことが出来ました。

それが、私が初めて受けたイラストの仕事でした。

その後、デザイン会社の面接に受かりアルバイトとして働くのですが、私のやりたかった「デザイン」というよりは、決められた枠内に決まった内容を正確に張り付けていく、単純なDTP業務が主なものでした。

また残業がとても多く、終電近くになったり、時には電車もなくタクシーで帰るということもありました。根気のない私は、まもなく辞めてしまいました。

イラストレーターを志す

その後、今度はオリジナルのイラストをたくさん描き、イラストレーター用のポートフォリオを制作します。

営業したい企業(広告代理店、出版社、デザイン会社など)をリストアップし、営業の電話をかけたり、求人募集している企業にメールをし、ポートフォリオを郵送しました。郵送する際は、添え状や職務経歴書、名刺も一緒に送りました。

また、イラストのコンペにも積極的に参加しました。自分で一からWEBサイトを作りイラストを載せて、そこから何件かご依頼を頂くこともできました。

このブログは、そのWEBサイトをリニューアルしたものです。SEO対策にも有効だと聞き、ワードプレスに移行しました。

デザインやイラストのポートフォリオを作る際はこういった書籍を参考にしました。

1回でもイラストの仕事をしたら、「イラストレーター」と名乗ることができます。
ただ、それをずっと続けること、食べていくことが大変だと感じます。

在宅ワークの実態

在宅ワークは一言でいうと「孤独」です。そしておのずと引きこもりになります。

現在は「コワーキングスペース」という、仕事をするスペースを時間単位で借りられるサービスも充実してきました。そういったサービスを利用するのも一つの手かもしれません。

私は根っからの引きこもりなので、移動の時間がもったいなく感じてしまい、まだ一度しか利用したことがありません。

イラストレーターの仕事内容

ご依頼を単発でお受けする際、メールや電話でやりとりが発生しますが、基本的にはずっとひたすらPC作業。

締め切りという責任が常に自分一人にふりかかるし、在宅で仕事をしているので仕事とプライベートの時間分けがはっきりせず、なあなあになりがちです。

また、フリーなので仕事が定期的にあるわけではありません。暇な時もあれば、仕事が多くなって何件もの依頼を同時進行する時はスケジュール管理がとても大変になります。ご依頼書もスケジュール通りに届かないこともあります。

なので描くスピードが速ければ、イラストレーターにとってかなり強みとなります。

また、イラストの仕事は基本的に、大まかなラフを制作してOKを頂いてから、ペン入れや着色の仕上げ作業をしていきますが、すべて完成してからの修正作業はよくあることです。

仕事以外で大変なこと

結婚していて女性の場合、家にいるので家事を任される割合が多くなったり、好きなことをしているんだから…と、大変さをわかってもらえなかったりするかもしれません。
ぜひ協力的な旦那様を見つけてください。

もう一つ大変かなと思うのは、確定申告を自分でしなくてはいけないこと。

私個人は、最初の数年は白色申告でした。白色は記帳をしなくていいので比較的簡単です。ですが青色申告の方が特別控除があったり、節税効果が高いので、慣れたら青色申告に切り替えていくのが良いと思います。

私は市の開催していた無料の記帳指導を受けることが出来たので、なんとか会計ソフトを使っての青色申告のやり方をマスターできました。

その時は「ブルーリターン」というソフトで教えてもらいましたが、基本がわかれば他のものでも大丈夫です。

現在は「やよいの青色申告」を使って記帳しています。

こんなところが気に入っています
  • 2人に1人が使っている大手なので安心感があるし、ネットで検索するとユーザーが多いので解決策が見つかりやすい。
  • 電話サポートに登録すると、操作で分からないことを何回でも教えてもらえる。

イラストレーターでよかったこと

ネガティブなことをつらつらと書いてしまいすみませんでした。けれど、イラストが完成した時は達成感がありますし、お客様に喜んで頂けた時は、描いてよかったなぁと感じます。

一番嬉しいのは、広告や書籍、ウェブなど媒体を通して、多くの方に自分のイラストを見てもらえること。描いたイラストが形として残ること。やりがいはたっぷりな仕事です。

LINEクリエイターズスタンプが始まってから、私もスタンプを制作して販売したのですが、初期の頃はだいぶ収入が増えました。そういった仕事とは別の個人創作の収入も見込めます。

まとめ

フリーのイラストレーターというのは、一般的には仕事も安定しないし、収入も高くはないです。ですが、自由で夢のある仕事だと思います。

私はどうしても絵を仕事にしたいという夢があったので、全く後悔はありません。来世またこの仕事を選ぶかどうかはわかりませんが…。

やらずに後悔よりやって後悔!若ければ軌道修正もできます。イラストレーターを志す皆様の夢が叶いますように。

ABOUT ME
おがわゆきこ
2009年からフリーで活動しているイラストレーター。 LINEスタンプやコミックエッセイなど個人で創作活動もしています。